気圧予報 25日から27日頃 北日本と東日本を中心に気圧の変動大 めまいなど注意
低気圧や前線が頻繁に通過
今日21日(金)から明日22日(土)にかけて、前線が通ったあと、高気圧が移動してきます。気圧が下降から上昇に転じる所が多いでしょう。
23日(日:勤労感謝の日)から24日(月:振替休日)は高気圧の中心が次第に東へ離れるため、全国的に気圧が下降する見込みです。
連休明けの25日(火)は、前線を伴った低気圧が北日本付近を通過するでしょう。このため、広い範囲で気圧が下降し、特に北海道から近畿で影響度が大きくなりそうです。
26日(水)には、低気圧が次第に東へ移り、大陸から高気圧が張り出します。前日とは一転して気圧が上昇し、北海道から関東で影響度が大きくなるでしょう。
27日(木)は低気圧や前線が再び接近。全国的に気圧が下降し、本州の広範囲で影響度が大きくなる予想です。
気圧の下降による頭痛や首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などに注意が必要で、気圧が上昇する場合も症状が出るケースがあります。
特に、25日(火)から27日(木)は、北日本と東日本を中心に、気圧の下降や上昇による影響度が大きくなるでしょう。この期間は、気圧に加えて、気温のアップダウンも大きくなりそうですので、体調管理を万全にしてお過ごしください。
気圧変化で影響が出る前に
・早寝、早起きをするなど、規則正しい生活を。
・食事はしっかりと、栄養のある消化に良い物を。アルコールは控えめに。
・ハードスケジュールにしないよう、ゆとりを持った計画を。
・気圧予報をこまめにチェックする習慣を。
なお、症状が出てしまった場合、耳マッサージや耳回し、首肩のストレッチ、背中のストレッチ、軽い運動などが効果的で、耳や首、肩を温めるのも有効です。
医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生
