ゴルフを午後スルーでプレーする流れやメリット・デメリットを解説
午後スルーとは、休憩を挟まず18ホールを連続でプレーするスループレーの一種です。
今回は午後スルーでプレーするときの流れや、午後スルーのメリット・デメリットを紹介します。
忙しい方やひとりでプレーしたい方にも、午後スルーはおすすめです。
ゴルフを午後スルーでプレーする流れとは

日本で一般的なゴルフのプレースタイルは、早朝に前半9ラウンド回って昼食を取り、午後から後半9ラウンド行うというものです。休憩を挟むと6〜7時間くらいかかります。
午後スルーの場合はプレースタートが12時から13時ころで、休憩を挟まずに18ホール一気にプレーします。人数にもよりますが、18ホール回るのにかかる時間は5〜6時間程度です。
午前中はゆっくり時間があるので、スタート前の練習時間がしっかり取れるのも午後スルーの特徴でし。朝体が温まらず、思うようなショットが打てなかったということもありません。
早朝に起きる必要もありませんから、仕事の翌日でもしっかり休息をとってゴルフに臨めます。
日本では早朝から始めて休憩を挟み、午後もプレーすることが多いですが、アメリカを中心とした海外では午後スルーが一般的です。
ゴルフの午後スルーのメリット

■調子が崩れにくい
ゴルフでよくあるのが、午前中は調子良く回れたのに、午後は全くダメだったというパターンです。午前中好調でも昼食を挟むことでリズムが変わってしまい、午後のプレーに影響が出てしまうのは、ゴルフ経験者なら一度は感じたことがあるかもしれません。
午後スルーなら、休憩を挟まないのでリズム良く回れます。午後スルーの方がいいスコアが出やすいという人も少なくありません。
■プレー代が安くなる
午後スルーは、早朝スタートのプレー代金よりも1,000〜3,000円程度安く設定されていることが多いです。それに加えて昼食代も必要ありませんから、1回のゴルフにかかる費用が安くなります。
ゴルフはこだわり始めると道具にもお金がかかりますし、毎週ラウンドするとなると出費もかさみますが、午後スルーならリーズナブルにプレーできるのでお財布にも優しいです。
■1日の寒暖差の影響を受けにくい
季節によっては1日の寒暖差がかなり激しいことがありますが、寒暖差は体にもよくありません。ゴルフ場は山間部にあることも多いので、朝はかなり気温が低いのに、日中は汗だくになるということもしばしばです。
午後スルーならプレーする間の気温が比較的安定しています。日中が暑すぎる夏なら、午前中からスループレーをしても良いでしょう。
■1日を有効に使える
ゴルフに行くと1日が潰れてしまうと感じている人は多いはずです。午後スルーなら、午前中に別の用事を済ませてから、午後ゴルフをゆっくり楽しむこともできます。昼食を挟まないぶん、18ホール回る時間も短縮できるので、スタートが遅くても17〜18時台には終わることがほとんどです。
ゴルフの午後スルーのデメリット

■日没に注意しないといけない
冬になると日没は早くなります。冬の午後スルーで組数が多いと、プレー中に日が暮れてしまうこともあります。また日没前から徐々に暗くなりますので、最後のホールはボールが見えにくくなることもあります。とくに週末の午後スルーは組数が多いので注意が必要です。
■調子を切り替えづらい
調子がよいときにリズムが崩れないのが午後スルーのメリットですが、前半の調子が悪いときに切り替えづらいというデメリットもあります。上手く切り替えができず、最悪のスコアを叩き出してしまう可能性もあるでしょう。
1人でも午後スルーはおすすめ
ラウンドの経験値をあげたいときにも最適ですし、1人でスループレーが予約できるゴルフ場も増えているので、ネットで検索してみてください。
午後スルーのゴルフで1日を有効に使おう
午後スルーは朝と夕方の寒暖差の影響を受けづらいですが、5〜6時間でも天気が変わることはよくあります。ゴルフ場の天気を知りたい方は、tenki.jpの全国のゴルフ場の天気をチェックしてみてください。1時間ごとの予報もわかるので、ラウンド時に役立ててください。