アメダスAMeDASは、Automated(自動的に) Meteorological(気象の) Data(資料を) Acquisition(集める) System(装置)の略で、正式には地域気象観測システムのことです。
このシステムは、概ねメソβスケール(20km~200km)の現象である集中豪雨や暴風・強風などの気象災害を防止・軽減するために、従来の気象官署の観測網だけでは把握できない、局地的な大気現象を監視する目的で整備されたものです。
降水量の観測地点は、約1300地点で、全国の17km四方に1地点の割合で設備されています。また、このうちの約840地点では、風向・風速・気温・湿度の観測も行っています。さらに、積雪地域においては約330の地点で積雪深も観測されています。なお、2008年3月からは最大瞬間風速の観測が始まりデータを提供しています。