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きょう6日は低気圧が津軽海峡付近へ進み、前線が本州を南下する予想です。低気圧や前線に向かっては、梅雨の頃のような暖かく湿った空気が流れ込んでいて、大気の状態が不安定になっています。午前8時現在の雨雲レーダーを見ると、前線の南側にあたる九州北部、東北の日本海側で雨雲が発達しているのがわかります。長崎県五島市では、1時間降水量が47.0ミリ(午前5時59分まで)と激しい雨が降りました。

きょう6日は、九州では雨が降り続き、滝のような非常に激しい雨の降る所もありそうです。中国地方と四国は次第に雨、近畿や東海も夕方には広く雨が降り出すでしょう。局地的には雷を伴って、激しい雨が降りそうです。

北陸は能登半島など、すでに雨が降っている所があり、次第に雨の範囲が広がるでしょう。きのう5日、最大震度6強の地震が発生した石川県を中心に、夜は激しい雨の降る所がありそうです。揺れが大きかった地域では地盤が緩んでいる可能性があるため、崖など危険な場所には絶対に近づかないでください。

関東甲信は、昼頃まで晴れ間の出る所もありますが、天気は下り坂です。夜は内陸部を中心に所々で雨が降るでしょう。東北は広く雨で、ザッと強く降ることもありそうです。北海道の雨は昼頃にはやんで、日本海側では日差しが届くでしょう。