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    土砂災害のしくみ

    大雨や地震によって、土石流・がけ崩れ・地すべりなどの土砂災害が誘発されます。傾斜が急な日本は、起こりやすい環境にあり、突発的に大きな破壊力を持つ土砂災害は、正確な予測が難しい災害です。ここでは、土砂災害のしくみを説明します。

    土砂災害の種類

    土砂災害には3つの種類があります。

    ■土石流
    山の斜面や川底にある石と土砂が長雨や集中豪雨などの影響によって、一気に下流へと押し流される現象です。規模によって異なりますが、時速20~40kmという速度で、破壊力がとても大きいです。

    ■がけ崩れ
    急な斜面が雨水の浸透や地震などの影響によって、突然崩れ落ちる現象です。突然発生し、崩れるスピードが速いです。崩れた土砂は、斜面の高さの2~3倍も離れた距離まで届くことがあります。

    ■地すべり
    比較的緩やかな斜面が地下水などの影響によって、緩やかにずり落ちる現象です。
    斜面の表面部分だけが崩れ落ちる現象を表層崩壊といい、表面部分だけでなく深層の地盤までもが崩れ落ちる現象を深層崩壊といいます。大雨や融雪時に発生しやすく、一度に広範囲が動くため、大きな被害を及ぼします。

    土砂災害が起こりやすい状況

    梅雨のように長期間にわたって雨が続いたときには、地面が水分を大量に含んで緩くなっているので、注意が必要です。もし、雨が降り止んでいたとしても、地面が緩いままの可能性があるので、安心できません。また、地面が緩んでいる状況で地震があると、土砂災害が起こりやすいです。

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