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毎年この時期には各気象台からアジサイ開花の便りが届きますが、開花を観測しているのは「真の花」と呼ばれる部分です。手まりのように丸く集まった部分は花ではなく、ガク片にあたり「装飾花」と呼ばれます。
「真の花」は、上の写真のように、装飾花の奥に隠れるようにして咲く小さな花。各気象台の標本木で「真の花」が2～3輪咲いた最初の日を、アジサイの開花日としています。
アジサイに出会ったら、小さくひっそりと咲く「真の花」も探してみてください。