ゴールデンウィーク後半 中国地方は天気の変化が早い 強い日差しと寒暖差に注意を
ゴールデンウィーク後半の中国地方は、天気変化が早いでしょう。雨が降るタイミングは、1日(木)の夜から2日(金)の昼前までと、3日(土・憲法記念日)の夜から4日(日・みどりの日)の朝にかけて、6日(火・振替休日)です。なお、日差しがたっぷりと降り注ぐ昼間は紫外線対策を万全にして、朝晩と昼間の寒暖差にもご注意ください。
ゴールデンウィーク後半 雨の降るタイミングは3回
向こう一週間、中国地方で雨が降るタイミングは3回あります。 ●1回目は、1日(木)の夜から2日(金)の昼前までです。 1日(木)は高気圧のうしろ側になり、次第に湿った空気が流れ込む見込みです。昼過ぎにかけて大体晴れますが、夕方から雲が広がり、夜は西から雨が降るでしょう。2日(金)昼頃にかけて気圧の谷が通過し、雨が降る見込みです。午後は晴れるでしょう。 ●2回目は、3日(土・憲法記念日)の夜から4日(日・みどりの日)の朝にかけてです。 3日(土・憲法記念日)は気圧の谷が近づく見込みです。日中は大体晴れますが、夜は雲が広がり、山口県や広島県、島根県で雨が降るでしょう。4日(日・みどりの日)の朝にかけて雨が降る見込みです。昼前からは晴れるでしょう。 ●3回目は、6日(火・振替休日)です。 6日(火・振替休日)は、西日本の南岸沿いに前線がのびるでしょう。瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨が降る可能性があります。 1日(木)の日中と2日(金)午後から、3日(土・憲法記念日)の日中、4日(日・みどりの日)の日中は大体晴れそうです。強い日差しが照り付けるでしょう。万全な紫外線対策をしてお出かけください。 なお、2日(金)は薄いながらも黄砂が飛来する可能性があります。ご注意ください。
紫外線に注意
紫外線は目に見えませんが、天候や場所などにより、量が変化します。次のような紫外線の性質を知って、対策をすることが重要です。 ① 曇りの日でも、油断はできません。薄い雲の場合は、紫外線の80%以上が透過します。 ② 紫外線は反射する性質がありますが、反射率は、地表面の種類によって、大きく変わり、砂浜・水面は10~20%、コンクリート・アスファルトは10%、草地・芝生・土面は10%以下です。体に浴びる紫外線は、太陽から直接届く紫外線だけでなく、反射した紫外線も加わるのです。 ③ 標高が1000メートル上昇するたびに、紫外線量は10~12%増加します。山に出かける場合は、思わぬ日焼けをしないよう、日焼け止めをしっかり塗るなど、対策を心がけてください。
ゴールデンウィーク後半も一日の寒暖差大 最高気温30℃近くの日も
ゴールデンウィーク後半も朝晩と昼間の寒暖差が大きい見込みです。日中は25℃以上の夏日になる所がある一方で、朝の最低気温は内陸部で5℃を下回る所があるでしょう。脱ぎ着できる服装にするなどして、体調管理にお気をつけください。 また、1日(木)は日本海側を中心に、日中の最高気温が30℃近くになる見込みです。外で農作業や運動をする際は特に、こまめに休憩や水分をとるなど、熱中症対策を万全に行ってください。