関東地方は冬晴れ　空気の乾燥に注意　13日は雨で年末年始の寒さ(気象予報士小野　聡子 2024年12月10日)

関東地方は冬晴れ　空気の乾燥に注意　13日は雨で年末年始の寒さ

日本気象協会本社

小野　聡子

公開：2024年12月10日10:23

今日10日の関東地方も広い範囲で冬晴れとなっています。ただ湿度が30%台まで下がり、空気が乾燥する所が多いでしょう。火の取り扱いにご注意ください。13日にかけて、日ごとに気温が下がり、雨で年末年始頃の厳しい寒さになるでしょう。

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富士山くっきり　空気の乾燥に注意
13日は天気下り坂　年末年始頃の厳しい寒さに

富士山くっきり　空気の乾燥に注意

今日10日の関東地方は朝から広い範囲で青空が広がり、冬晴れの天気となっています。空気がカラッと乾燥しているため視界が良く、池袋のサンシャイン60から100キロ近く離れている富士山もくっきりと見えています。

今日10日は、夜にかけて広く晴れるでしょう。天気の崩れはない見込みです。ただ、湿度が30%台まで下がり、空気が乾燥しますので、のどのケアやお肌の保湿を心がけたほうが良さそうです。また火の元、火の取り扱いにご注意ください。

13日は天気下り坂　年末年始頃の厳しい寒さに

関東地方は、明日11日と明後日12日も大体晴れるでしょう。ただ、13日になると関東の南岸を低気圧が東へ進むため、沿岸部を中心に次第に雨が降る見込みです。

最高気温は13日にかけて日ごとに下がりそうです。13日は雨のため日中は気温があまり上がらないでしょう。東京都心の最高気温は10℃、横浜は11℃、晴れ間の出る内陸でも10℃に届かず、年末年始頃の厳しい寒さになりそうです。より一層の寒さ対策が必要になるでしょう。14日から15日にかけても11℃前後で空気が冷たくなりそうです。朝晩も3℃くらいまで下がり、霜が降りるほどの冷え込みとなるでしょう。