北陸地方のスギ花粉の飛散は、このあと次第に最盛期となるでしょう。花粉が飛びやすい条件は「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥して風が強い日」「雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いた後」等とされています。
花粉症の症状を緩和させるには、
外出時には、「ゴーグルタイプ(防御カバー付き)のメガネを付ける」「マスクを着用する」「上着は花粉が付着しにくいツルツルした素材のものを選ぶ」「つばの広い帽子をかぶる」等がおすすめです。
また、帰宅時には、
「からだに付いた花粉を室内に持ち込まないよう、洋服や髪の毛に付いた花粉をよく払い落とす」「うがいや洗顔で喉に付いた花粉を落とす」こと等も忘れずに行いましょう。
10日頃には、大陸方面からの黄砂が西日本を中心に飛来する予想となっています。黄砂は、低濃度であれば自動車や洗濯物に汚れが付着する程度にとどまります。ただ、ごくまれに高濃度のまま飛来すると、視程の悪化により大きな交通障害をもたらすことがあります。更に、人が黄砂を吸い込むと、花粉症の症状が悪化したり、呼吸器疾患をおこすことがあるなど、人の健康面にも悪影響を及ぼす可能性があることも指摘されています。外出の際は
黄砂情報も参考にして下さい。