九州 8日(木)～9日(金)警報級大雨の恐れ 来週にかけて台風3号の動きにも注意
九州は、あす8日(木)からあさって9日(金)にかけて、警報級の大雨となる恐れがあります。また、来週初めには台風3号が日本の南海上へ北上し、梅雨前線の活動を活発化させる恐れがあります。台風3号の今後の動きにも注意が必要です。
8日(木)～9日(金) 九州南部中心に滝のような雨
きょう7日(水)は九州各地で梅雨の晴れ間となっていますが、あす8日(木)からあさって9日(金)は大雨に警戒が必要です。
いったん九州の南海上へ南下した梅雨前線が、あす8日(木)には九州付近へ北上。9日(金)にかけて活動を強める見込みです。九州は、あす8日(木)は南部から雨の範囲が広がり、雷を伴った激しい雨が降る所があるでしょう。9日(金)にかけて、九州南部を中心に1時間に50mm以上の滝のような雨が降り、短時間で一気に雨量が増える恐れがあります。
きょう7日(水)の晴れ間を有効に利用して、雨どいや側溝の掃除、自宅周辺の点検などを行うほか、安全な避難経路の確認も行っておきましょう。
来週初めにかけて天気ぐずつく
梅雨前線は、10日(土)以降も九州の南に停滞し、九州は来週初めにかけて天気がぐずつくでしょう。梅雨前線に近い九州南部は、より雨が降りやすく、大雨の恐れが長く続きます。また、梅雨前線の動きや活動の程度によっては、九州北部にも活発な雨雲が流れ込む恐れがあり、そのカギを握るのが台風3号です。
台風3号 来週初めに日本の南海上へ北上
6日(火)21時、フィリピンの東で台風3号が発生し、北よりに進んでいます。台風3号は、前回の台風2号ほど発達することはありませんが、来週初めには強い勢力で日本の南海上へと北上する見込み。九州付近には非常に湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発化する恐れがあります。
来週にかけて、台風3号の動きにも十分な注意が必要です。
