わたしたち日本気象協会は、
NPO法人のさくら並木ネットワーク“桜基金”に寄付致しました。
募金残高が287,100円でしたので、日本気象協会より2900円をプラスし、29万円で桜基金に寄付を行いました。これで昨年4月の募金額は全て使用したことになります(1本1万円で29本)。今回の植樹では、日本気象協会からの29本を含む合計350~400本が植樹されました。
桜の樹種は、主に寿命が長く東北の地に合うもの、ということで
・八重紅大島
・エドヒガン
・神代曙
・シダレ
・小彼岸
の他、潮風に強い、大漁桜が選ばれました。
桜基金では、開花予想で使用されるソメイヨシノは寿命が約60年と短いこともあり、100年後に津波を伝承するには不向きで植樹を行っていないということでした。
場所は、岩手県下閉伊郡山田町船越。新しく住む高台移転地の「絆の里」の周りの山を全面桜で囲みたいとして、選ばれたこの山は、「結ノ桜山」と名づけられました。岩手には大変な時助け合う「結っこ」という言葉があるそうです。これにちなみ、「結ノ桜」と名付けられました。参加者は予想を上回る約140名となりました。