植樹から一年、桜の花が咲きました
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「春を報(しら)せる百円桜プロジェクト」にて、皆様からお預かりした募金は、すべて桜の植樹に役立てさせていただきました。
第1回目の植樹は、2012年5月4日、宮城県東松島市矢本上沢目で行いました。植樹からおよそ1年、なんと、見事に桜が咲いたと鹿妻2区長の石垣様からご連絡がありました。そこで、今回、桜の成長を見に行って来ましたのでご報告します。
最寄り駅はJR仙石線の鹿妻駅なのですが、震災から2年以上経ってもなお、仙石線の高城町~陸前小野区間が運転見合わせとなっています。私たちは松島海岸駅で下車して、車で向かいました。
窓から見える景色は、整理された土地や、新しい建造物もありましたが、根っこから倒れた木がそのままになっているなど、いまも震災の爪痕が残っていました。
東松島市矢本上沢目に着いて、すぐ、建てて頂いた看板から植樹した桜並木の場所が分かりました。
植えた桜は、シダレザクラ15本、ソメイヨシノ15本。まだ添え木が必要でしたが、添え木に沿ってすくすくと育っていました。枝が増えて、葉をたくさんつけています。
その中で、早くも今年、花を咲かせたものを見つけることができました。シダレザクラの花です。
鹿妻2区長の石垣様はじめ、地域のみなさんが大切に育ててくれていることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。この桜並木の隣には、梅やすももの花もきれいに咲いています。
将来、色とりどりの季節の花が咲き並ぶでしょう。満開の桜を咲かせる日がとても楽しみです。