① 気温(標高の高さ) 「標高の高さ」は涼しさの大きな要因のひとつです。一般的には、標高が100メートル上がるごとに、気温は約0.6℃下がるとされています。つまり、標高1000メートルの高原では、ふもとより6℃も低くなる計算になります。昼間の都市部が35℃でも、同じ時間に高原では29℃前後ということも珍しくありません。
カラッと涼しいのはなぜ? 湿度と自然の冷却効果
② 湿度(湿度の低さと気化熱) 次に注目したのが「湿度」です。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体に熱がこもってしまいますが、湿度が適度に低く、風通しが良い環境では、汗がスムーズに蒸発して体温調節がしやすくなります。