健康の基本は睡眠にあります。風邪対策としてはとにかく眠ることが1番です。ただし、春眠暁を覚えずと言いますように、この時期は朝寝坊をしがちです。たくさん寝るのはいいことですが、起床時間は毎日一定にしましょう。平日も休日も同じ時間に起きてください(これ、とても大切です)。
朝起きたら、まずはカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。起きてすぐに5~10分程度の散歩をするのもおすすめです。そうやって体内時計をリセットすることで体調が整いやすくなります。休日だからといってダラダラしていたら、それが体調不良の原因になります。
健康的に睡眠時間を増やすには「早く寝る」ことです。金曜日や土曜日に夜ふかしする習慣がついているという人は、生活リズムを見直しましょう。
寝るときには部屋の湿度管理も行いたいもの。3~4月は乾燥しやすく眠りの質が下がりやすいので、湿度50%くらいになるように加湿しましょう。乾燥するとウイルスなどから体を守る鼻や喉の粘膜の働きが弱まり、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。
春の風邪対策として、しっかりと湿度管理した部屋で、十分な睡眠を意識しましょう。
【参考】
風邪の予防 ~やっぱり手洗いとうがいが重要~|利根中央病院