10月9日に新潟県糸魚川市では気温が35.1℃まで上がり、10月としては全国で初めての猛暑日(最高気温が35℃以上の日)になりました。この日は台風24号が日本海で温帯低気圧に変わり、この低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込んだため、全国のアメダス130地点以上で真夏日(最高気温が30℃以上の日)になりました。10月半ば頃まで残暑が続き、大阪と京都では10月の真夏日日数が5日と過去最多になりました。東京は11日と12日に真夏日が連続し、統計開始以来最も遅い真夏日となりました。ところが11月は一転して、中旬以降に強い寒気がたびたび日本列島に流れ込み、西日本では平年より早く初雪を観測した所が多くなりました。大阪は11月29日で、11月に初雪となるのは24年ぶりのこと。残暑が長引きましたが冬の訪れは早く、短い秋でした。
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