
梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内では断続的に雨が降りました。
この雨の影響で各地でがけ崩れが相次ぎました。
KTN記者
「土砂崩れは住宅街のそばで起きました。土砂がすぐそこまで迫っています」
がけ崩れが起きたのは長崎市戸町2丁目のマンション裏の斜面です。
幅 約4メートル、高さ 約2メートルにわたって崩れましたが、ケガ人はいませんでした。
自治会長
「この季節に入ると怖いんです。斜面工事を県に頼んでずっとしているところだが、これから工事する下のところが、きょう崩れた」
長崎市日の出町でも・・
KTN記者
「がけ崩れの現場は坂の町・長崎らしいといえる急な階段を登った斜面地で、ブロック塀などがそのまま住宅の敷地に流れ込んでいます」
住宅裏のがけが、幅 約10メートル、高さ 約5メートル、奥行き約2メートルにわたって崩れ、台所近くの窓ガラスが割れるなどの被害も出ましたが、住民2人にケガはないということです。
付近の住民
「夜中の3時半ぐらいに爆発みたいな音がした(と聞いた)」
斜面地に住宅が建ち並ぶこちらの地区では、数年前から住民ががけ崩れへの対策をしていました。
付近の住民
「この家の裏も去年、おととしだったか、ブルーシートを危ないと言ってかけていた」「土砂崩れはいつ来るかわからないですからね」
警察では付近の3世帯に避難を呼びかけています。
また、佐世保市大黒町でも13日午前6時すぎ、道路脇の斜面が崩れ、流れ出た石や土砂が一時 私道をふさぎました。
ケガ人はいないということです。