
60年前に発生した「奥越豪雨」を振り返るパネル展が、大野市と勝山市で開かれています。
1965年9月に発生し奥越豪雨は、36時間で1044ミリの雨を記録。今は無い旧西谷村など奥越を中心に甚大な被害をもたらしました。
国や県などが開いたパネル展では、当時の写真で被害の大きさを伝えるほか、防災対策として流域全体で水害を防ぐ「流域治水」を紹介。防災グッズなども展示しています。
九頭竜川ダム統合管理事務所は「災害を風化させない、後世まで伝えていくことを目的にパネル展を実施した。防災意識の向上や防災について考えてもらう一助になれば」と話しています。
大野市と勝山市で17日まで開かれています。