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    入手映像には脱出阻まれる車も…274台水没の地下駐車場に“工事中のスロープ”経由で大量の水 穴から一気に流入か

     9月12日の記録的な大雨で、274台の車が水没した三重県四日市市の「くすの木パーキング」について、新たに入手した防犯カメラの映像から、その経緯がわかってきました。

     東海テレビが入手した地下1階の防犯カメラを見ると、12日午後10時の時点では浸水はありませんが、30分後、画面上のほうからじわじわと浸水が始まりました。

     そして午後10時38分、突然、画面右側から勢いよく大量の水が流れ込んできました。その威力はカラーコーンを一気に押し流すほどです。

     その後も水の勢いはとどまらず、わずか10分ほどで一面水浸しになりました。

     勢いよく水が流れ込んできた画面右側のこの箇所は、当時、工事中だったスロープです。

     管理会社によりますと、駅前のバスターミナル建設に伴い、地下駐車場の出口として新たに整備していましたが、駐車場との接続部分は工事中で、作業用通路として設けていた穴から、一気に水が流入したとみられます。

     防犯カメラには、勢いよく流れ込む水に足を取られる人や、脱出を試みたものの行く手を水に阻まれ、バックする車の姿も映っています。

     スロープから流れ込んだ水の量はわかっていませんが、このスロープを含む15か所の出入口全てから水が流れ込みました。

     地下駐車場の復旧のメドは立っておらず、国交省などでつくる委員会は、浸水の原因や復旧方法を年内にまとめるとしています。

    入手映像には脱出阻まれる車も…274台水没の地下駐車場に“工事中のスロープ”経由で大量の水 穴から一気に流入か

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