19日は広く晴れて各地で気温が上昇、関東や近畿などでは2025年初の真夏日となる所もありました。
季節外れの暑さの中、行楽地は家族連れなどでにぎわいました。
開幕後、初めての週末を迎えた大阪・関西万博。
大阪市の最高気温は28.1度、夏のような暑さの中、19日も多くの人でにぎわっていました。
ペットボトルや保温ボトルなどに水を補充する来場者。
会場には、日傘をさしたり、携帯扇風機を手にした人もいました。
来場者は「暑いかなと思って持ってきた。めちゃめちゃ暑いです」「水筒を持ってきて、早速2回3回補充して飲んでます。結構きついですね」と話しました。
ミストを噴出する広場には多くの人が集まり、涼をとっていました。
19日は全国的に季節外れの暑さとなり、兵庫・豊岡市で31.2度を観測するなど、全国15の観測地点で真夏日となりました。
関東で2025年初めて真夏日となった群馬・館林市では、30.3度を観測しました。
東京都心も2025年、1番の暑さとなり、18日を大きく上回る、全国443の観測地点で“夏日”となりました。
そんな季節外れの“暑さ”となった19日、多くの家族連れが訪れていたのが、千葉・木更津市の潮干狩り場です。
海辺の砂を掘り、アサリやハマグリなどを探していました。
19日は木更津市でも夏日となりましたが、海からの涼しい風で、あまり暑さは感じなかったようです。
訪れた人は「海風がすごく気持ち良くてちょうどいいです。暑くもなく寒くもなく」と話していました。
海岸では多くのテントが張られ、バーベキューを楽しむ家族もみられました。
愛知・田原市では、青空の下、子どもたちが初夏の風物詩「茶摘み」にチャレンジ。
伸びてきた新芽を丁寧につかんで、収穫していきました。
子どもたちは「楽しいです」「取り方にコツがあるんだなと思いました。取るの難しかったです」「みんなでお茶会したいです」などと話していました。
摘み取った茶葉は業者が加工した後、子どもたちに配られるということです。
日本三大急流の1つ、熊本県の球磨川では、春の観光シーズンの到来を告げる「川開き祭」が開かれました。
早速、招待客らが木造の船に乗り込み「川下り」を楽しみました。
19日の人吉市の最高気温は、28.9度。
夏のような暑さの中、川下りを楽しんでいました。