1週間の熱中症搬送者が、2025年になって初めて1000人を超えました。
総務省消防庁が発表した速報値によりますと、5月19日から25日までの1週間に熱中症で救急搬送された人の数は全国で1077人でした。
前の週(738人)と比べて300人以上多く、2024年の同じ時期(802人)と比べても200人以上多い数字となっています。
初めての死者が1人出ていて、29人が重症でした。
先週21日には、全国で初めての猛暑日となる35度を岐阜県で記録するなど、5月としては統計を取り始めてから最も高い気温となった地点が相次いでいました。
この時期はまだ体が暑さに慣れていないため、エアコンを使用したり、こまめに水分や塩分を補給したりするなど、熱中症に注意することが必要です。