(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在
◆24時間降雪量(~きょう午後4時まで)
美唄市で24センチ、滝川市で23センチなど、
空知地方で多くなりました。
道南も、活発な雪雲がかかり、函館は18センチでした。
札幌は2センチ、旭川は5センチとなりました。
◆きょう5日(金)の気温
けさは道東を中心に冷え込みが厳しく、
最低気温は斜里町で-17.8℃と、全国で一番でした。
日中は、前日より3℃前後高くなった所が多く、
主要都市では、真冬日から解放され、プラスまで上がりました。
◆雪道転倒に注意を
12月に入り、北海道の路面が悪くなってきました。
UHBお天気チームのSNS調べでは、
今週に入り、雪道で転んだり、転びそうになった方は、
26%で、全体の4分の1です。
危ないから出かけていない!という回答も11%です。
過去の統計では、転倒事故で多いケガの部位は、
頭部が圧倒的に多くなっています。
帽子やフードをかぶったり、リュックなどで
両手に荷物を持たないなどの対策で、
ケガに気を付けて、師走を過ごしていきましょう。
◆予想降雪量(~あす朝)
上川町、愛別町周辺で20センチ、
美唄市、芦別市で15センチです。
沿岸部は、引き続き、ふぶきそうです。
札幌市内は、中央区1センチ、市内最大3センチです。
◆週末の天気
・6日(土)
朝と夜は、雪や雨の所がありますが、
日中は、晴れ間が出る所が多いでしょう。
寒さが緩み、札幌の最高気温は7℃です。
・7日(日)
南風が吹き、大気の状態が不安定で、
にわか雨の所があるでしょう。
全道的に、季節外れの暖かさで、、
札幌を含めて南西部は気温が10℃まで上がりそうです。
積雪が多い地域では、なだれや屋根からの落雪にご注意ください。
市街地でも、路面の雪や氷が解けて、足元が悪くなりそうです。
◆全道の週間予報 6日(土)~12日(金)
週明け8日(月)の夜から再び、強い寒気が流れ込み、
日本海側は広く積雪となるでしょう。
来週は、寒さが厳しく、冬本番の天気が続くでしょう。
12日(金)は、今季一番の寒気が流れ込むため、
全道的に、冷え込みが厳しく、局地的な大雪や吹雪となるでしょう。
物流にも影響が出るかもしれませんので、
買い物は、普段よりも多めにし、備蓄も増やすようにしておきましょう。
