地震が相次いでいる鹿児島・十島村では2日未明、一連の地震では2度目の震度5弱の揺れを観測し、気象台は当分の間、同程度の地震に注意するよう呼びかけています。
トカラ列島近海を震源とする一連の地震では、2日午前4時32分ごろ、十島村の悪石島で6月30日に続き2度目となる震度5弱を観測しました。
鹿児島・悪石島在住の有川和則さんは「島民は皆さん、不安がっていますね。睡眠不足が重なって、いつ起こる地震か分からないので、早く地震がおさまって欲しいという気持ちです」と話しています。
地震の発生を受けて十島村が行った調査では、悪石島に住む43世帯89人全員と連絡が取れていて、被害の報告はないということです。
6月21日からの震度1以上の地震の回数は、2日午前11時までに881回となっていて、気象台は引き続き注意を呼びかけています。