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    火災拡大の危険は同様にある…大分市の大規模火災を教訓に消防が警鐘 「当たり前のことを当たり前に」

    25日に大分市で発生した大規模火災。

    これから空気が乾燥する時期に入り、火の取り扱いは特に注意が必要です。

    火事を防ぐためにはどうすればいいのか、消防に聞きました。

    18日午後5時、大分市の東に位置する佐賀関で発生した大規模火災。

    住宅など170棟以上が焼け、1人の遺体が発見されるなど大きな被害が出ています。

    未だ、鎮火に至っていません。

    火災は長崎市でも・・・

    22日夕方、斜面地に住宅が立ち並ぶ長崎市風頭町では、木造二階建て住宅を全焼したほか、隣り合う住宅も全焼する火事が発生しました。

    翌日も煙がくすぶるなど、住民は不安を抱えています。

    付近住民
    「またたく間に燃えた」「道路から階段から狭い。車も入らないから、そこまでしか行かん」「怖い。火事はもう・・・」

    長崎市消防局管内の火災の発生件数を月別に見てみると、最も多いのは3月の18件、1月と12月は11件で、本格的に冬を迎えるこれからの季節に火災の危険性が高まります。

    長崎市消防局 予防課 橋本進悟 消防士長
    「この時期は肌寒い季節となって、ストーブなどの使用頻度が増えてくることや、強風や空気の乾燥といった気象状況も相まって、火災が多くなるということもあげられます」

    住宅密集地で発生した大分市の大規模火災、長崎の町も同じような状況にあります。

    橋本進悟 消防士長
    「長崎市も港町で木造の建物が密集している地域が数多くあるため、ひとたび火災が発生すると、強風の影響や空気が乾燥している状態も相まって、火災の拡大の危険が大分市と同様にあると考えられる」「長崎市の場合は道が狭いというのはあるが、階段になっているため、消防車両が入っていけない」

    火災を起こさないために必要なことは何か・・

    毎日の生活の中で気を付ける点を尋ねると・・

    橋本進悟 消防士長
    「最近多いのは、コンセント周りのほこりを清掃して不必要なフラグは抜く、電気火災にもつながるため、当たり前のようなことを当たり前にしていただくことが大事」

    また、火事が起きた際には、日頃から防災訓練などにも積極的に参加し、共助の力を高めてもらいたいということです。

     火災拡大の危険は同様にある…大分市の大規模火災を教訓に消防が警鐘 「当たり前のことを当たり前に」

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