8日午後、首都圏を襲ったゲリラ雷雨。
激しい雨が降った東京・東村山市は分厚い雲に覆われ、白いもやがかかったようになっていました。
撮影者によりますと、30分ほどで晴れ間が広がったということです。
帰宅時間帯を襲ったゲリラ雷雨は、交通にも大きな影響を与えました。
吉祥寺駅周辺のバスの中で撮影された映像を見ると、床に水が波のように押し寄せているのがわかります。
撮影者は当時の状況について、「最初は雨がすごくて、普通にバスに乗っていました。で、携帯いじってて、バスの中にバーッて波が起きて、隣のおばあちゃんと目が合って、一緒に笑ってました。『え!すごいね』って」と話しました。
関東の雷レーダーを見ると、午後6時前後に雷が集中的に発生。
この落雷の影響で架線が故障し、西武池袋線や西武有楽町線などが運転を見合わせました。
このため、西武池袋線と並行して走る西武新宿線の駅も、迂回する人たちで大混雑。
高田馬場駅では一時、入場規制が行われていたといいます。
撮影者:
本当に身動き取れなかったんですね、この時って。瞬間的にもこんなにぎゅうぎゅうになることは(普段も)ないです。本当に珍しいと思います。暑かったので、具合が悪くなった方が車いすで来たりしていたので。きのう雨降ったあとで、ものすごく蒸してたので、駅員さんもマスクが汗で透けちゃうぐらい、すごく暑かったので大変でした。
また田無駅の外には、バスで帰宅しようとする人たちで長い行列ができました。