
7月2日の岡山・香川も広く高気圧に覆われ、各地で最高気温が35度以上の猛暑日となり、熱中症の疑いで29人が救急搬送されました。3日も危険な暑さが続く見通しです。
(早川祐貴記者)
「午前9時過ぎの高松市中心部です。手元の温度計は31度を示しています。ムシムシとする暑さです」
日中の最高気温は、平年より6度ほど高くなり、岡山市で35.7度、高梁市で36.1度、高松市で36.2度など、岡山・香川の23の観測地点のうち9カ所で猛暑日を記録しました。
消防によりますと午後4時時点で、岡山で22人、香川で7人が熱中症の疑いで救急搬送され、このうち1人が重症だということです。
3日の予想最高気温は岡山市で36度、高松市で36度となっていて、香川県には熱中症警戒アラートが発表されています。気象台などは、エアコンを適切に利用し、涼しい環境で過ごすなど熱中症対策の徹底を呼びかけています。