
15日未明、最上町の牛舎で火事があり、けが人はいなかったが飼育されていた黒毛和牛10数頭が焼け死んだ。気温が上昇した14日、牛舎ではことし初めて大型の扇風機を使用したということで、警察と消防が関連を調べている。
この火事は15日午前1時半ごろ、最上町東法田の「菅嶋牧場」の牛舎から出火し、木造平屋建ての牛舎1棟が全焼したもの。
けが人はいなかったが、飼育していた黒毛和牛10数頭が焼け死んだ。
経営者の男性によると、菅嶋牧場は2024年度、最上地域の畜産農家を対象にした枝肉共励会で最優秀賞を受賞していて、牛舎では約370頭が飼育されていた。
警察と消防は燃え方が最も激しかった配電盤を中心に実況見分を行ったが、出火原因の特定には至らなかった。
最上町向町で26.9℃の夏日を観測した14日、牛舎ではことし初めて大型の扇風機を使用したということで、警察と消防が関連を調べている。