10日ほど前までは連日のように『真夏日』のニュースをお伝えしていましたが、一気に季節が進みました。28日は阿蘇郡南小国町で霜が降り、熊本市では、この秋初めて気温が1桁になりました。
上空の冷たい空気と放射冷却の影響で、28日朝の最低気温は南小国町で3.3度、阿蘇市乙姫で3.6度など県内18ある観測地点全てで今シーズン一番の冷え込みとなりました。
【大津 善彰 カメラマン】
「この冷え込みで、あぜ道の草や枯れ草には霜が降りています」
南小国町では、うっすらと霜が降り、地元の人によりますと「この秋、初めてではないか」ということです。
また、地元の中原小学校では。
【校内アナウンス】
「きょうは寒いけれどポケットから手を出しましょう」
【児童】「無理だよ…」
「子供は風の子」と言われますが、28日朝は手袋を付けるなど寒さ対策万全の子もいました。
【児童】
「めっちゃ寒かった。洋服を何重にも着ている」
「結構寒かった」
一方、熊本市は。
【中原 理菜 キャスター】
「午前8時半すぎの熊本市中央区です。日差しはあるのですが、空気がひんやりしています。きょうは厚手の上着を着ている人が多く見られます」
10月17日までは日中、30度を超える日が続いていた熊本市ですが、28日朝の最低気温は9.2度とこの秋初めて気温が一桁になりました。
【インタビュー】
「寒いから、暖かそうな服を選んだ。布団を出るのをためらった。寒暖差がありすぎて、ついていけない」
「急に寒くなったので、体調を気を付けないといけないなと思う」
「子どもがいるので自分が風邪をひかないように…」
(半袖ですね)「半袖でも何とかいけるかと思った」
(寒くなかったですか?)「寒かった。今日までかなと思う」
県内は、29日の朝も、28日朝と同じくらいの冷え込みとなりそうです。
体調や農作物の管理にご注意ください。
