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    「雲海」発生のメカニズムを気象予報士が解説 「雲海」って…「霧」とはどう違うんかい?「雲」とも違うんかい? 条件は3つ

    テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「雲海」についてお伝えする。

    まずは「みやそら通信」に届いた映像から。2日の朝、「雲海」の名所として知られる高千穂町の国見ヶ丘から。撮影は延岡市の日高利昭さん。幻想的な雲海が広がっている。

    さらにもう1枚、えびの市のループ橋から。撮影はみーたく。さん。こちらもとてもきれいな雲海だ。秋は雲海の季節と言える。みーたく。さんからは質問も寄せられた。「雲海が見られる条件を教えてください」とのこと。

    そこできょうは古山予報士が雲海のメカニズム、「雲とはどう違うんかい?」「霧とも違うんかい?」ということをお伝えする。

    雲海は、山間で発生しやすい。夜の間、熱が上空に逃げて冷える「放射冷却現象」が起こる。空気の中には見えない水蒸気が含まれているが、空気が冷やされると目に見える、水の粒となって、これが雲海になるというわけだ。

    雲海は、中から見ると「霧」だが、上空や山の上から見ると「雲海」になる。

    これを踏まえて、雲海が見られる条件は以下の通り。

    ・前日に雨が降る
    ・風が弱い
    ・晴れて冷え込みが強まる

    このような条件が揃いそうなときに、早起きして、雲海チャレンジ!してみてはいかがだろうか。きれいな雲海を見る事ができたら、願いが叶うんかい!?

    (テレビ宮崎)

    「雲海」発生のメカニズムを気象予報士が解説 「雲海」って…「霧」とはどう違うんかい?「雲」とも違うんかい? 条件は3つ

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