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    「グリーンクリスマス」を知っていますか?南半球の真夏のクリスマスが由来、近年は環境配慮の意味も 気象予報士が解説「宮崎はレイニーブルーのクリスマスかも?」

    テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「雪のないクリスマス」をテーマにお伝えします。

    珍客アザラシも驚く?11月並みの暖かさ

    17日の天気コーナーは、宮崎県高鍋町の鴨野浜(しぎのはま)に現れた珍しい訪問者の話題から始まりました。視聴者の中神博之さんが撮影した映像には、海面にぷかぷかと浮かぶアザラシの姿が。

    県の自然環境課によると、野生のアザラシは本来北海道より北に生息しており、迷い込んできた可能性が高いとのこと。この日の宮崎県内は各地で最高気温が20度近くまで上昇し、11月並みの暖かい陽気となりました。

    古山予報士が「九州の海は温泉に浸かっているようないるような感じでしょうかね?」と話すと、児玉アナんも「泳いでいるというか、浸かっているような感じですね」と、なごやかな雰囲気になりました。

    クイズで学ぶ「グリーンクリスマス」

    季節は進み、クリスマスが近づいてきました。ここでお天気クイズです。

    古山予報士:
    雪景色のクリスマスは「ホワイトクリスマス」と呼ばれます。では、雪がないクリスマスは何と呼ぶでしょうか?

    選択肢は「レッド」「ブルー」「イエロー」「グリーン」の4つ。児玉アナは、「40年生きてきて一切聞いたことがないですね…」と悩みながらも、「雪がないから緑が見える、ということでグリーンクリスマス!」と見事に正解を導き出しました。 

    古山予報士によると、「グリーンクリスマス」という言葉は、日本とは季節が反対の南半球で生まれたそうです。

    古山予報士:
    南半球のニュージーランドやオーストラリアでは、クリスマスは夏にあたります。緑があふれ、生い茂っている季節ということで、『グリーンクリスマス』と呼ばれるようになりました。

    さらに、近年ではもう一つの意味も加わっていると、古山予報士は続けます。

    古山予報士:
    環境に優しいクリスマスの意味もあるんです。プレゼントの過剰包装を減らしたり、フードロスをなくしたりと、環境のことを考えてゴミを減らそうという動きですね。

    日々の天気だけでなく、季節の言葉に込められた背景を知ると、また違った視点で空を見上げることができそうです。

    宮崎のクリスマスは「レイニーブルー」?

    ちなみに、12月24日(クリスマスイブ)の宮崎の天気について、古山さんは「グリーンでもホワイトでもなく、レイニーブルーのクリスマスとなるかもしれません」と話していました。

    予報によると、24日の夜は雨が降る可能性があるとのこと。クリスマスデートは、お天気の良い25日の方がいいかもしれません。その後は晴れの日が続き、元旦には初日の出を見ることができそう!という予報となっています。

    (テレビ宮崎)

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