
秋田県大館市のこども園で23日、防災教室が開かれ、園児がいろいろなポーズで地震から身を守る方法を学びました。
参加したのは大館市の南が丘こども園の園児83人で、まずは紙芝居で避難する際の約束事を確認しました。
警察官が「手で頭を隠してダンゴムシみたいに丸くなるのよ」とアドバイスすると園児がその場でポーズをしていました。
ほかにも頭をあげることで周りをみながら身を守る「カエルのポーズ」も体験しました。
そして地震を想定し、実際に毛布を揺らして「ダンゴムシのポーズ」を実践。
園児たちは、上手にできたようです。
最後は避難訓練です。教室に戻った園児は先生と約束事を確認している最中。非常ベルが鳴ると園児はとっさに「ダンゴムシのポーズ」に。
そして先生の指示に従い外に避難します。落ち着いて学んだことを生かし全員、避難を終えました。
園児は「カエルのポーズとダンゴムシのポーズ、いろんなポーズができて、これから自分の命を大切にしたいと思った」と真剣な表情で話しました。
大館警察署警備課・中島瑞樹課長:
「幼児期から繰り返し訓練をすることで、いざという時に自分の身を守る行動がとれるようになる。防災教室や訓練を継続して防災意識を高めていけたらと思う」
園児の皆さん、学んだことは忘れずに素早い避難につなげましょう。