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    線状降水帯発生情報「なし」で安心しないで 25年「梅雨」の特徴と迫り来る危機の情報収集【備えのツボ】

    備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。2025年の梅雨の特徴とやるべき備えについて取材しました。

    気象台は6月9日、中国地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。

    1年の中で最も降水量が多い、梅雨。心配なのは、それが災害につながらないかということです。岡山地方気象台の堀川和久調査官に聞くと。

    (岡山地方気象台 堀川和久調査官)
    「(今年は)平年並みの降水量が予想されているが、「多い」確率が40%で、(降水量が)多くなる予想も出ている。梅雨前線が活発化する時期があるとみている」

    梅雨入りしたばかりですが、早速、10日以降にまとまった雨となる恐れがあります。

    (岡山地方気象台 堀川和久調査官)
    「あす(10日)の後半からあさって(11日)にかけて雨がまとまる予想が出ていて、早期注意情報で(警報級の可能性が)「中」が発表されている。きょう九州の南部では線状降水帯が発生する可能性の予報が出ているし、梅雨の期間中、岡山でも可能性がある」

    2018年7月の西日本豪雨も梅雨の時期に発生。25年の梅雨も、同じレベルの災害が起こる恐れはあるのでしょうか。

    (岡山地方気象台 堀川和久調査官)
    「ないとは言い切れない。西日本豪雨の時は、線状降水帯は実は岡山で発生していない。ただ、多大な被害があった。気象庁から発表される線状降水帯の発生情報が出ていないからと言って安心というわけではないことを理解してほしい」

    万が一に備え、私たちが必ずするべき備えは。

    (岡山地方気象台 堀川和久調査官)
    「一番調べやすいものは「キキクル」。どの場所が、一番危険度が高まっているのかがすぐ分かる」

    「キキクル」はスマートフォンでも見ることができます。「キキクル」と検索し、見たいエリアを拡大します。

    (岡山地方気象台 堀川和久調査官)
    「ここ数年、必ずと言っていいほど、全国のどこかで梅雨の時期に大きな災害が起きている。他人事ではなく、いつか自分も災害に遭う可能性があるということを忘れずにいてほしい」

    そこで、押さえてほしい備えのツボはこちら。
    「今年の梅雨も油断しないで」

    2025年は平年より雨の量が増える可能性があります。自分の命を守るために、キキクルなどで最新の情報を確認してください。

    線状降水帯発生情報「なし」で安心しないで 25年「梅雨」の特徴と迫り来る危機の情報収集【備えのツボ】

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