これで安心!お正月のお餅をなるべく長く保存する方法
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1.お餅が痛む原因を知ろう
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キーワードはカビの発生に必要な酸素と湿度、そして温度と栄養分。正月用の鏡餅は長時間酸素にさらされていて、室内の湿度、温度がカビの活動をサポートしてしまいます。おまけに原料となるもち米は栄養満点でカビが生えやすい要素のオンパレードなんです。
2.常温での保存はなるべく避ける
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お餅を長く美味しく食べるためには、やはりいかにカビの発生を抑えるかがカギ。まずは空気に触れさせないよう、小分けにしたお餅はひとつひとつラップでくるみましょう。その際、隙間が空かないようにピタッと包むのがコツ。ラップにくるんだら冷蔵庫に入れておきましょう。こうすれば正月用のお餅も2週間くらいはもちます。
ちなみにスーパーで市販されている切り餅などは予め袋に小分けにされていることが多く、脱酸素剤が入っているものであれば開封しない限り常温で保存できます。ただし、賞味期限内に消費するようにしましょう。
3.水餅にして保存するという方法も
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あまり聞きなれない言葉ですが、冷蔵庫などが無い時代は水をはった桶などにお餅を沈めて保存していました。水に沈めることで空気との接触をさけることができ、低温で保管できるということで理にかなった保存方法です。これならラップにくるんで冷蔵庫に入れておくのと同様、2週間ほど保存することができます。毎日水を入れ替え、その際お餅の表面を少し洗い流すという手間があるので面倒ですが、おばあちゃんの知恵袋的な感じで覚えておくと何かの役にたつかもしれませんね。
4.最強の保管場所は冷凍庫
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また、一度冷凍したお餅はその状態のまま焼いたり煮るだけで十分美味しく食べられます。ただし、かなり分厚く小分けに冷凍した場合、そのまま焼くと表面だけが焦げてしまい中は凍ったままということがあるので注意が必要。室温で自然解凍してから調理することをおすすめします。「そんなに待ってられないよ!」という時は、ボウルに水をはってお餅を浮かべ、レンジで1~2分ほど温めてから調理すると良いでしょう。
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