今、注目!カタールの天気の特徴は?
2022年11月10日
日本は雨の多い国 年間5000mmを超える地点も
ところで、日本で最も降水量が多いアメダス地点は、どこかご存じでしょうか。2021年の全国のアメダス地点の年間の降水量で最も多かったのは、静岡県の天城山で、5378mm。逆に最も少なかったのは、オホーツク海に面している、北海道北見市常呂(ところ)で、613mmでした。ちなみに、2021年の年間の降水量は、札幌は約1100mm、東京は約2000mmの降水量がありましたので、それと比べると、だいぶ少ないというのが分かるでしょう。
カタールの雨量は世界第4位(少ない順)
今回は、日本とは対照的に降水量が少ない国第4位、今注目の「カタール」の位置や天気の特徴、観光情報をご紹介します。
カタールの位置・国旗の特徴
カタールの国旗は、「白」と「赤茶色」の2色になっており、「白」は平和を意味し、「赤茶色」は、戦争で流した血の色という説や、もともとは赤だったようですが、バーレーンの国旗と区別をつけるため赤茶色にしたなど、諸説あるようです。そして、9つの頂点があるジグザグにも意味があります。1916年のカタール・イギリス条約により、ペルシャ湾岸でイギリスの保護に入った9つ目の首長国となったことを象徴しているのだそうです。
カタールの天気の特徴
また、海に面しているので湿度が高く、蒸し暑いというのが特徴です。4月から10月が夏季で、特に6月から8月は真夏で、気温が45℃を超えることも。うだるような暑さが長く続きます。一転、11月から3月は冬季で、平均気温は17℃くらいから25℃くらいで、日本の初夏や秋ぐらいの気候で、1年の中でも快適に過ごせるベストシーズンと言えそうです。
カタールの観光情報
●スーク・ワキーフ
カタール観光で一番人気のスポット。カタールで一番大きな市場です。お土産物を探してみるのもいいかも。
●アル=ズバラの考古遺跡
カタールの北西岸にあり、カタール唯一の世界遺産です。かつて天然真珠の採取が盛んだったペルシャ湾岸地域で、その交易の拠点として築かれました。
●人工島「ザ・パール」
かつてドーハは真珠の主要な交易地であったことから、その名がつけられました。ドーハのシンボル的存在です。
●イスラム美術館
この秋(2022年10月)にリニューアルオープン。常設展示室では、新たに収集された作品を含む1,000点以上の美術品を展示しています。
また、カタール南部には砂漠が広がります。この砂漠を体感できる砂漠ツアーも人気です。ラクダ乗り体験や、4WD車で駆け抜け抜ける砂丘オフロード走行など、貴重な体験をしてみるのもおすすめです。
見どころいっぱいの「カタール」。ぜひこの機会に、訪れてみるのはいかがでしょうか。
参考URL
●トラベルスタンダードジャパン「実は見どころだらけ!カタール・ドーハの観光スポット」
https://www.travelwith.jp/area/middle-east/qatar/doha/topics/post-11064/
●GraphToChart. 「グラフで見る日本の人口推移(過去と未来・将来の推測まで)と一覧表」
https://graphtochart.com/population/japan-transition.php
資料: GLOBAL NOTE 出典: FAO(Food and Agriculture Organization)