バニラアイスクリームでダイエット!! やりかたは?
2016年05月09日
アイス好きには美味しすぎる・・・
あえて高脂肪アイスクリームを選ぶ
1869年(明治2年)の今日、横浜の馬車道通りで日本で初めてアイスクリームが販売されたそうです
アイスクリームには、良質なたんぱく質・脂質をはじめ、粘膜を強くし抵抗力を高める ビタミンA、B、E、 β-カロテン、 むくみを予防・改善するカリウム、さらに牛乳より多くのカルシウムと、その吸収をたすける ビタミンDが含まれています。また、アイスクリームに含まれる乳糖には内臓脂肪や皮下脂肪の増加を抑える働きがあり、腸内の善玉菌を増やします。 弱った体に元気をつけ、骨や皮膚を守り、女性にとっては美肌効果や便秘解消も期待できる食べ物だったのですね。
『アイスクリームダイエット』のやり方は、とっても簡単。朝食をバニラアイスクリーム 80〜120ml(市販のカップアイス半分〜1個分くらい)に置き換えるだけ!
注意点は「食べるのは、アイスクリーム」。って、それあたりまえでしょ!!と思われるかもしれませんが、アイス売り場には「アイスクリーム」でないものも多いのです。
アイスクリーム類は、乳固形分と乳脂肪分の量によって「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」に分類されています。パッケージを見て、種類別が「アイスクリーム」、脂肪分が12%以上であれば、お好みの商品を選んで大丈夫。もちろん自分で手作りしてもOKです。
それにしても、どうせなら脂肪分の低いアイスミルクなどの方がヘルシーなんじゃない?と思いませんか。やせようというのに、なぜわざわざ脂肪分が最も高い種類を選ぶのでしょうか?!
アイスクリームの脂肪分はダイエット向き
この濃厚さがポイントだったとは
人が健康を維持するためには、1日55gの脂肪を摂取するのが理想とされていて、もし不足すると、体は他の栄養分でそれを補おうとし、また脂肪を体に溜め込もうとするのだそうです。つまり、ちょっと食べるとすぐ溜まる体質になってしまうというのです。
また、脂肪が不足すると、空腹を感じやすくなります。脂肪分を避けるダイエット法は、空腹のツラさで挫折したりリバウンドしたりしやすいようです。
アイスクリームの脂肪分は、食べるとすぐにエネルギーに変わり体にたまりにくいのでダイエット向き! 炭水化物の多いケーキやクッキーなどと違って、アイスクリームは血糖値の上昇も穏やかなのです。体と心に満足感が得られ、ダイエットをラクに長続きさせることができるのですね。
ちなみに脂肪分の低いアイスミルクやラクトアイス、さらにアイスキャンデーなどは、味の濃度が薄いぶん、コクを出すため香料や甘みが余計につけられていることが多いので注意が必要です。お腹もちも劣るため、食べた後にもっと甘いものがほしくなる危険性があり、ダイエットには不向きなのです。
バニラの香りが食欲を抑えて幸せ気分に
きなこと黒蜜をプラス♪
バニラの匂いをかぐと、血糖値が上がって脳の満腹中枢が刺激され、さらに食欲をコントロールする脳内ホルモン「セロトニン」の分泌を促します。西洋では、バニラの香りには媚薬作用があるといわれているのだとか・・・リラックスしたハッピーな気分をもたらし、ダイエットのストレスからも守ってくれそうですね。
アイスクリームに含まれる豊富なカルシウムも、ダイエット中にイライラしやすくなる精神を安定させ、リバウンドを防止する働きがあります。
もし、バニラ味ばかりだと飽きてしまうという方は、きなこ・抹茶・アーモンドスライスやくるみ・ドライフルーツ・ココナッツオイルやオリーブオイルなど、ヘルシー素材をトッピングしてバリエーションを楽しんでみてはいかがでしょう。
アイスクリームは朝またはおやつにどうぞ
朝からなんだか幸せ〜
朝にアイスクリームを食べると、満足感により食べ過ぎを防ぐので、結果的に1日の摂取カロリーが減るといいます。半信半疑でやってみたら一ヶ月くらいで体重が落ちるなどの効果があらわれたという人が多いようです。
朝起き抜けにアイスクリームを食べるのが難しい方は、代謝が上がる午後3時頃(ちょうどおやつの時間ですね)でもOKとのこと。ただし、それより遅い時間帯、とくに寝る前は食べたものが蓄積されやすいので避けてください。お店で食べるときは、コーン(←意外と高カロリー)ではなくカップがお勧めです。そしていくら栄養食といっても、アイスクリームだけで1日過ごすようなことはしないでくださいね。
冷たくて甘くて美味しいアイスクリームを朝から食べられるなんて、ダイエットとしてはかなり幸せ度高め? 甘党の方は、夏に向けていちどお試しになってみては。