ひょう(雹)で避難するときは
避難先として最適な所
ひょうから身を守れる場所は、頑丈な屋根のある建物の中です。ひょうによって、窓ガラスが割れる恐れもあるので、雨戸やシャッターを閉め、できるだけ窓から離れた所で過ごしてください。
また、車を運転中にひょうが降った場合には、屋根のある駐車場や地下の駐車場に避難しましょう。もし、近くに屋根のある駐車場がない場合は、路肩など安全な場所に停車してください。
避難する時に気をつけること
ひょうから避難する際には、鞄や帽子、上着などで頭を守りましょう。フードのついた上着なら、フードをかぶるだけでも、ひょうの衝撃を和らげることができます。
ひょうが降る時は積乱雲が発達している時ですので、落雷が発生することがあります。落雷の危険がある木の下や軒下への避難は避けましょう。
ひょうは気温が高くても、一気に降り積もったり、低い場所に流れてたまったりすることがあります。また、ひょうが降る時には、ゲリラ豪雨(短時間強雨)を伴って、あっという間に道路が冠水する恐れがあります。歩いて避難する場合も、車で避難する場合も、アンダーパスなど冠水の危険がある道路を避けてください。
