吾妻山の火山の状況に関する解説資料
レベル1(活火山であることに留意)
火山名 | 吾妻山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル1(活火山であることに留意) | |
位置・標高 | 北緯37度44.11分 東経140度14.66分 標高1949m |
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
吾妻山では、火山性地震が増加しています。今後の火山活動の推移に留意してください。
吾妻山では、火山性地震が増加しています。今後の火山活動の推移に留意してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
吾妻山では、2月頃から火山性地震が多い状態で経過していましたが、3月10日以降更に増加しています。火山性地震の震源は大穴火口付近の浅部と推定されます。また、低周波地震の発生頻度が2月頃からやや上がっています。火山性微動は観測されていません。
3月10日以降の火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値)は、次のとおりです。
火山性地震 火山性微動
3月10日 31回 0回
11日 73回 0回
12日 107回 0回
13日09時まで 38回 0回
浄土平に設置している傾斜計では、2022年11月頃からわずかな西(大穴火口方向)上がりの変化が継続しており、3月8日頃から西上がりの変化がやや大きくなっています。
監視カメラによる観測では、本日(13日)は視界不良のため詳細は確認できません。
地震活動以外に大きな変化は認められませんが、今後の火山活動の推移に留意してください。
3月10日以降の火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値)は、次のとおりです。
火山性地震 火山性微動
3月10日 31回 0回
11日 73回 0回
12日 107回 0回
13日09時まで 38回 0回
浄土平に設置している傾斜計では、2022年11月頃からわずかな西(大穴火口方向)上がりの変化が継続しており、3月8日頃から西上がりの変化がやや大きくなっています。
監視カメラによる観測では、本日(13日)は視界不良のため詳細は確認できません。
地震活動以外に大きな変化は認められませんが、今後の火山活動の推移に留意してください。
防災上の警戒事項等
大穴火口や燕沢火口列周辺では、火山ガスの噴出が認められており熱活動も継続していることから、火山灰や高温の土砂、熱水等が突発的に噴出する可能性があります。また、硫黄平橋周辺でも火山ガスに注意が必要です。地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。