諏訪之瀬島の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 諏訪之瀬島 | |
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警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯29度38.30分 東経129度42.83分 標高796m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
4月14日から21日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
4月14日から21日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
御岳(おたけ)火口では、噴火活動が続いています。噴火に伴う噴煙は最高で火口縁上400mまで上がりました。期間中、爆発は発生していません。弾道を描いて飛散する大きな噴石は観測されませんでした。
夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
火山性微動は時々発生しました。また、島の西側付近を震源とする火山性地震が19日から昨日(20日)にかけて一時的に増加し、島内で震度2を観測する地震が1回、震度1を観測する地震が2回発生しました。その後は減少し、少ない状態で経過しています。
この地震活動の前後で、噴火活動に特段の変化は認められませんでした。
GNSS連続観測では、2024年10月以降、島の西側やや深部におけるマグマの蓄積量の増加を示唆するわずかな変動が認められています。
諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続しており、御岳火口周辺では、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。
夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
火山性微動は時々発生しました。また、島の西側付近を震源とする火山性地震が19日から昨日(20日)にかけて一時的に増加し、島内で震度2を観測する地震が1回、震度1を観測する地震が2回発生しました。その後は減少し、少ない状態で経過しています。
この地震活動の前後で、噴火活動に特段の変化は認められませんでした。
GNSS連続観測では、2024年10月以降、島の西側やや深部におけるマグマの蓄積量の増加を示唆するわずかな変動が認められています。
諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続しており、御岳火口周辺では、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。
防災上の警戒事項等
御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、28日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。