7日も猛暑と天気急変 九州~東北は局地的に滝のような雨 道路の冠水などに注意
2024年08月07日05:46
午後 滝のような雨が降る所も
九州から東北では、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があり、山沿いや内陸部などでは1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る所もあるでしょう。関東や東北は、平野部でも一時的に雨の範囲が広がりそうです。北海道も、局地的に激しい雨が降るでしょう。低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。
また、熱帯低気圧が先島諸島付近にほとんど停滞。沖縄県の先島諸島では局地的に激しい雨が降り、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分ご注意ください。
明日8日6時までの24時間降水量(多い所)
東北地方 100ミリ
関東甲信地方 100ミリ
沖縄県 宮古島地方 60ミリ
沖縄県 八重山地方 100ミリ
九州から東海 猛暑日の所が多い
最高気温は、沖縄や九州から東海で35℃前後の所が多く、大阪や京都は36℃の予想です。大分県の日田は38℃、名古屋は39℃と、体温を超える危険な暑さになる所もあるでしょう。関東や北陸、東北は32℃前後、北海道は30℃前後の所が多く、不快な蒸し暑さが続きそうです。
沖縄や九州から東海は広い範囲で熱中症警戒アラートが発表されています。暑い時間帯の外出はなるべく避けて、エアコンなどで涼しい環境にしてお過ごしください。喉が渇く前に水分をとるよう、心がけましょう。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合はすぐに頑丈な建物に入り、2階以上の窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や地下街を避けましょう。橋の下も川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。