関東 24日(土)天気回復 25日(日)~26日(月)本降りの雨 山沿いは積雪も
2024年02月23日13:22
24日(土) 天気は回復するものの空気ひんやり
明日24日(土)は、大陸の高気圧が日本付近に張り出す見込みです。関東地方は広く晴れるでしょう。
ただ、寒気の影響が残るため、日差しがある割には気温は低めです。最高気温は10℃前後で、この時期としては寒いでしょう。
25日(日)~26日(月) 関東の山沿いは雪 南部は雨で本降りになる所も
26日(月)も、低気圧から北へ広がる湿った空気の影響を受けるでしょう。関東は昼過ぎまで雨が残りそうです。朝の通勤通学の時間帯は雨脚が強まる可能性があります。夕方以降は西から天気が回復するでしょう。
27日(火)~29日(木) 日差しの下では比較的過ごしやすい陽気
3月のスタートは再び南岸低気圧の影響を受けそうです。関東は各地で雨が降り、前橋など関東北部では雪になる可能性があります。気温もやや低くなり、日差しがない分寒く感じられそうです。3月に入っても、先日のような暖かさにはならないでしょう。
関東の天気に影響 南岸低気圧とは?
南岸低気圧は発達するかどうかだけでなく、陸地との距離によって、関東への天気の影響が変わります。南岸低気圧が陸地から比較的近いコースを進むか、離れたコースを進むか次第で、雪が降るか、雨が降るか、それとも何も降らないか決まるのです。
具体的には、南岸低気圧の進路が北よりだと、関東に降水域と暖かい空気をもたらすので、降るものは雨になりやすいのですが、進路が南にずれて八丈島の少し南を進むと、降水域と共に北から冷たい空気を引き込むので、関東では降るものが雪になりやすく、大雪になることもあります。一方、南岸低気圧が更に南よりを進むと、関東では雲が多いものの、降水域そのものがかからず、何も降らないことが多くなります。
「南岸低気圧」が予想される場合、特に進路に注目ですが、関東で大雪になるかどうかは、低気圧の進む速度、気温の低下、湿った空気の流れ込みなどによっても変わります。関東で大雪になると、交通機関に影響がでるおそれもありますので、最新の気象情報や交通情報を、こまめに確認してください。