お盆休みもゲリラ豪雨や危険な暑さに注意 台風5号は北日本の太平洋側に影響か
2024年08月08日16:27
お盆期間も天気の急変に注意
お盆休みにかけても、上空の寒気や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定な日が続くでしょう。全国的に晴れ間の出る日が多いですが、天気が急変して、急に雨雲や雷雲が発達する可能性があります。特に夕方から夜にかけては、傘が全く役に立たないくらいの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。お出かけの際は、雨具を持っていくようにしてください。
また、お盆期間は局地的な大雨や台風の影響で、交通機関に影響が出る可能性があります。車の走行中に局地的な大雨に見舞われた場合は、車間距離をあけて、いつもより速度を落とすなど、安全運転を心がけましょう。雨脚が弱まるまで、サービスエリアやパーキングエリアで休憩するのも良さそうです。
台風5号が北上 11日~12日頃は北日本に接近か
台風はこのあとも発達しながら日本の東を北上し、11日(日)頃に進路をやや西寄りに変える見込みです。台風が予報円の西側の進路をとった場合は、北日本に接近・上陸する可能性があります。特に北日本の太平洋側では、大雨や暴風、大しけとなるおそれがありますので、今後の台風情報に十分ご注意ください。
台風が陸地から離れて北上したとしても油断はできません。東日本や北日本の太平洋側を中心に、波が高くなるでしょう。海でのレジャーは危険です。台風が接近している時は、絶対に海辺に近づかないようにしてください。
危険な暑さはまだまだ続く 東海から西は40℃まで上がる所も
お盆休み期間は車で出かける予定の方も多いと思いますが、炎天下でエンジンを切った状態の車内温度は50℃以上にまで上昇するといわれています。短い時間でも命に関わります。お子さんやペットなどを車に残していかないようにしてください。
また、夜も気温が下がりにくく、寝苦しい夜が続きます。就寝時には枕元にペットボトルの水を準備して、目が覚めたらすぐに水分補給できる環境を整えておきましょう。
車内温度が高い時の、効率的な下げ方
上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。