広く記録的大雨 雨量1000ミリ近くも
今日(5日)は全国的に大気の状態が非常に不安定で、活発な雨雲が広くかかっています。未明に山口県下松市で、昼前に沖縄県宮古島市で猛烈な雨が降りました。降り始めからの雨量が1000ミリ近くになった所もあります。
猛烈な雨
今日(5日)は台風から変わった低気圧や前線の影響で、全国的に大気の状態が非常に不安定になっています。北海道や東海から九州、沖縄に活発な雨雲がかかっています。
未明に山口県の下松市では1時間に86ミリの雨が降り、観測史上1位の値を更新しました。昼前には沖縄県宮古島市城辺でも1時間に111ミリの猛烈な雨が降り、観測史上1位となりました。
1000ミリ近くも
降り始めからの雨量(6月28日〜7月5日午後2時)が1000ミリ近くに達した所もあります。高知県長岡郡本山町では947ミリとなっています。四国では所々で500ミリを超えており、岐阜県本巣市でも663.5ミリに達しました。
午後2時現在、岐阜県や京都府、大阪府、兵庫県で自治体から避難指示のだされている市区町村があります。また、土砂災害の危険性が高まっているとして、気象台から土砂災害警戒情報がだされている地域も多くなっています。
記録的な大雨に警戒を
沖縄は6日(金)にかけて、九州から関東にかけては8日(日)頃にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。数日間、非常に激しい雨が断続的に続く恐れがあります。土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。