今朝の全国 風、冷え込み、雪の状況は
2019年01月21日06:27
きょう(21日:月曜)は冬型の気圧配置となっていて、東日本から北日本では等圧線の間隔が狭くなっています。関東(沿岸の地域中心)、北陸、東北、北海道は風が強く吹いています。最大瞬間風速は、北海道えりも岬で28.4メートル(午前5時47分観測)、北海道石狩市の浜益で26.5メートル(午前4時15分観測)、秋田県秋田市で24.0メートル(午前1時26分観測)、宮城県仙台市で26.8メートル(午前1時9分観測)、山形県酒田市で24.1メートル(午前3時35分観測)などです。通勤の際も引き続き風が強いため、冷たい風を通しにくいような防寒が良いでしょう。
【冷え込みの状況】
また、けさ(21日:月曜)の最低気温が0度以下となっている地点は午前6時までに全国で約500地点です。氷点下20度を下回っているのは富士山山頂のみです。次いで、低いのは北海道胆振地方むかわ町の穂別で氷点下18度0分です。晴れて風が弱い穏やかな時は「放射冷却」が強まって厳しい冷え込みになる傾向にありますが、けさ(21日:月曜)は風が強い分、若干、冷え込みが緩んでいます。とはいえ、強い風の影響で実際の気温よりもグンと寒く感じられます。
【雪の状況】
北陸や東北の日本海側、北海道の日本海側は断続的に雪が降っています。降り方が強まっている所もあり、きょう(21日:月曜)に入ってから、ここ6時間ほどで新潟県の津南町や長野県の野沢温泉などでは20センチ前後、積雪が増えました。きょう(21日:月曜)は引き続き雪が降り、積雪が短時間でグンと増える恐れもあります。
【注意点】
昼頃までを中心に関東や北陸、東北、北海道で風の強い状態が続くでしょう。局地的には最大瞬間風速30メートルの暴風が予想されています。この風に雪を伴う日本海側はふぶいて見通しが悪くなる所もあるため交通関係は十分な注意が必要です。