北海道で記録的な暑さ 北海道~近畿の日本海側 8月の3連休にかけても高温続く
北海道上川地方の旭川市では最高気温は30℃以上の真夏日が18日連続となり、統計開始の1888年以降、17日連続の記録を105年ぶりに更新しました。北海道周辺や日本海の海面水温は、平年より高くなっています。
北海道 暑さ続く 旭川市では18日連続30℃以上の真夏日
30日、日本付近は暖かい空気に覆われています。北海道宗谷地方の稚内市では、9時までの最低気温は24.4℃で、東京都心の24.7℃と、あまり変わりませんでした。
11時までの最高気温は、北海道網走地方の西興部村で35.0℃と、午前中に35℃以上の猛暑日になりました。留萌地方の留萌市は33.6℃など、午前中に33℃を超えている所があります。上川地方の旭川市では32.2℃と、30℃以上の真夏日になりました。18日連続の真夏日で、旭川市の連続真夏日は、統計開始の1888年以降、これまでの最長17日連続(1916年7月24日~8月9日)の記録を、105年ぶりに更新しました。
北海道周辺や日本海の海面水温 平年より高い
北海道などで、高温になっている原因の一つとして、海面水温があります。北海道周辺や日本海の海面水温は、平年より高く、6℃くらい高い海域もあります。北海道から近畿の日本海側では、しばらく高温が続くでしょう。
北海道~近畿の日本海側 高温続く
29日、気象庁は、早期天候情報を発表しました。北海道から近畿の日本海側にかけて、今後8月2週目の3連休にかけても、気温の高い状態が続き、平年よりかなり高くなる可能性があります。熱中症の危険が高い状態が続きますので、エアコンを使用するなど、しっかりとした暑さ対策をとって下さい。