西日本は午前中から気温グングン上昇 午後も各地で熱中症に警戒を
2022年07月07日12:09
7日 西日本では猛暑日の所も 熱中症に警戒を
このあとも各地で気温が上がる見通しで、予想最高気温は、大阪や京都、福岡などで35度と、各地で猛暑日となる予想です。そのほか西日本では広く30度を上回る暑さとなるでしょう。また、東日本は30度前後、北日本でも30度近くまで気温の上がる所があり、また、湿度も高いため、午後も各地で熱中症に注意・警戒が必要です。
「熱中症警戒アラート」が発表
昼夜を問わずにエアコンを使用し、喉が渇いていなくても水分補給をするようにしてください。また、高齢者や子どもなど熱中症のリスクが高い人には、周りの方が声掛けをお願いします。
熱中症を引き起こす条件
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。