ことし秋の平均気温偏差 統計開始以来最高に この先寒さはどうなる?
2022年12月02日11:32
ことし秋の平均気温偏差 統計開始以来最高を更新
それによりますと、2022年秋(9〜11月)の日本の平均気温は、基準となる1991〜2020年の30年平均値と比べて0.90℃高くなりました。+0.90℃の偏差は、1898年の統計開始以降、2019年を上回り、最も高い値です。
正偏差が大きかった年(1位〜5位)
①2022年(+0.90℃)、②2019年(+0.81℃)、③1999年(+0.64℃)、④2011年(+0.61℃)、⑤2020年・1961年(+0.58℃)
上の図は、90日間(9月3日~12月1日)の平均気温の、平年との差を表したものです。平年と比べて0.5度以上高い所がほとんどで、平年より1.5度以上も高い所もあります。東京都心は平年より0.7度高い、18.4度でした。
平均気温偏差とは
冬の寒さはどうなる?
12月中は寒さは長続きせず、気温は高い傾向ですが、1月になると寒さが厳しさを増しますので、油断することなく、寒さへの備えや、雪への備えを進めておいてください。