日本海側で降雪強まる 富山で一気に18センチ積雪増 雪のピークはこれから
2023年01月24日16:33
日本海側に広く雪雲
日本海側にはびっしりと雪雲がかかり、所々で雪の降り方が強まっています。秋田市ではきょう24日6時には0センチだった積雪が16時には16センチに。富山市でもきょう24日9時には0センチだった積雪が16時には18センチと一気に積雪が増えました。松江市でも16時までの2時間で積雪が8センチ増えました。
また、九州にも雪雲がかかっています。福岡市や鹿児島市では16時に積雪は観測されていませんが、12時と15時には「にわか雪」を観測しています。
風も強まり、吹雪いている所もあります。
寒気のピークは今夜からあす25日
今夜からあす25日にかけて北海道や本州の日本海側、九州北部は広く雪が降り、大雪となるでしょう。雪のピークも今夜からで、北陸から山陰を中心に市街地でも積雪が急増し、この冬一番の大雪となる予想です。風も強く、猛吹雪となる所もあるでしょう。大雪や猛吹雪、吹き溜まりによる交通障害に警戒が必要です。
普段、雪があまり降らない太平洋側にも雪雲が流れ込み、山沿いだけでなく、市街地でも所々で積雪となるでしょう。京阪神を中心に積雪が多くなる恐れがあります。交通機関への影響に注意が必要です。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。