2日は八十八夜 夏が近づく頃でも冬日は30地点以上 まだ遅霜には注意を
5月2日は「八十八夜」
八十八夜を過ぎると、霜が降りることなく、稲の種まきなど農作業を始める目安。ただ、この時期は朝晩の冷え込みで、農作物が遅霜の被害を受けることもあります。そのため、江戸時代頃から天候への注意を促すため、暦に記されるようになりました。また歌にもあるように、八十八夜は新茶の芽を摘む時期です。
この先の冷え込みは?
あす3日(水:憲法記念日)の朝も内陸の地域ほど冷え込むため、遅霜に注意が必要です。その後は気温が高くなり、6日(土)の最低気温は、九州から関東で20℃前後と、朝から暖かく感じられるでしょう。
次に冷え込みが強まるのは、9日(火)頃。北海道を中心に、全国のアメダスの1割弱にあたる地点で、最低気温0℃未満の冬日が予想されています。沖縄と奄美、九州南部では、5月9日(火)頃から、かなりの低温になるとして「早期警戒情報」が発表されています。昼間は暑さを感じても、まだ朝晩はグッと冷える日もあります。農作物の管理にご注意ください。