東京都心は今年最高37.7℃ 7月の猛暑日最多日数を更新 来週も異常な暑さ続く
2023年07月26日14:27
東京都心で今年一番の暑さ 39℃超も続出
東京都心では午後2時20分に37.7℃を観測し、今年一番の暑さとなりました。
都心はきょう26日で、今月8回目の猛暑日を記録し、7月の猛暑日日数が過去最多を更新しました。
全国各地で気温が上がり、午後2時20分までの最高気温は、埼玉県鳩山町で39.5℃、愛知県豊田市で39.2℃まで上がり、40℃に迫る暑さとなっている所もあります。
危険な暑さ 来週初めまでとどまらず
関東のこの先一週間の予想気温を見ても、来週初めにかけて35℃以上の猛暑がとどまりません。
内陸部では、来週初めにかけて37℃以上の命に関わる危険な暑さが続く見込みです。
時間を問わず、万全な暑さ対策を行って、熱中症にかからないようにしてください。
暑さに弱いお子さんやお年寄りの方にはいつも以上に気を配って、声掛けを行うようにしましょう。
屋外での運動ができる暑さではありません。命に関わる災害級の暑さになっていますので、部活動などは指導者が率先して、控えるように促す必要があるでしょう。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。