酷暑続く 発生場所「住居」が最多 熱中症搬送者数が先週に比べ全国で急増
2024年07月31日15:07
先週の熱中症搬送者数が今年初めて1万人超え 先週から急増
熱中症の発生場所別に見ると、最も多いのが「住居」で、4,928人となり全体の4割近くにのぼりました(38.9%)。2番目に多いのが道路で2,542人(20.1%)、3番目に多いのが公衆(屋外)で1,639人でした(12.9%)。
9,078人だった前週に比べて、3,588人も急増しました。
全国のアメダス地点のうち、先週1週間(7月22日~28日)の最高気温は、39℃前後の観測される日が7日間続き、異常な暑さとなっています。
また、38℃以上の暑さは7月20日から今日31日まで12日間連続で観測されました。
※一番高かったのが、7月29日の栃木県佐野市で41.0℃。
明日8月スタート 40℃迫る所も 危険な暑さに厳重警戒
命に関わる危険な暑さが長く続く見込みで、普段以上の熱中症対策が必須です。場所としては「住居」で熱中症にかかる方が最も多くなっていますので、決して暑さの中で我慢をすることのないよう、エアコンの効いた涼しい場所で過ごすように努めてください。
また厳しすぎる暑さが続いているため、疲労がたまっている方も多いと思いますが、しっかりと体調を整えておくことも熱中症対策に繋がります。暑さに弱いお年寄りや小さなお子さんにはこまめに声をかけて、周りの方々と共有し合って、暑さに気を付けることが大切です。