日本海側で体温超えの暑さ 太宰府は年間猛暑日日数46日で国内歴代1位タイ
2024年08月27日13:44
日本海側はフェーン現象で高温に
福岡県太宰府市では午後1時までに37.2℃まで上がり、今年46日目の猛暑日となりました。これは、2023年の群馬県桐生市の計46日に並び、年間猛暑日日数の国内歴代1位の記録です。さらに、太宰府市は今日まで40日連続の猛暑日となっており、連続猛暑日日数の国内最長記録を更新中です。
また、福岡市では37.4℃まで上がっており、今年30日目の猛暑日に。福岡市の年間猛暑日日数1位タイ(2013年の計30日に並ぶ)となりました。
そのほか午後1時までの最高気温は、京都府舞鶴市や鳥取県米子市36.9℃など、80地点以上で猛暑日となっています。
猛烈な暑さ ようやく落ち着く ただ、蒸し暑さは続く
ただ、それでも九州から関東、東北南部では最高気温が30℃を超える所が多く、一部では35℃以上の猛暑日も予想されています。湿度も高く、体にこたえる蒸し暑さが続くでしょう。また、雲の切れ間から日が差すと、予想以上に気温が上がることも考えられます。引き続き熱中症対策を忘れないようにしてください。
大雨や暴風による停電に注意
停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。